ロシア・ウクライナ・中央アジア情報

ロシア、石油化学製品6分類の輸出を3か月間制限 11月3日施行、例外も規定

ロシア政府は2026年10月31日付の政府決定第1443号で、一部の石油化学製品について3か月間の輸出禁止措置を定めた。決議は11月2日に正式公布され、翌3日に施行された。

対象はベンゼン類、トルエン、キシレン類、フェノールなど、関税分類上の6つの品目区分に限定される。政府は国内産業への原料供給を安定させるための措置と説明している。

対象は6つの関税分類

決議が指定した品目は次のとおり。

関税分類コード 品目
2707 10 900 0 その他の用途のベンゼン
2902 20 000 0 ベンゼン
2902 30 000 0 トルエン
2902 41 000 0 オルトキシレン
2902 43 000 0 パラキシレン
2907 11 000 0 フェノールおよびその塩

関税分類コードは、輸出入する商品の種類を特定するための番号だ。輸出制限の対象は、商品名だけでなく、これらのコードによって定められている。

対象物質は塗料、樹脂、工業用材料などの原料として使われる。自動車や航空機、船舶、鉄道関連の製造業に加え、包装材やケーブル材料にも関係する。

国際通過輸送などは適用除外

今回の決議は、すべての輸出を一律に禁止するものではない。

外国からロシアを経由して別の外国へ向かう国際通過輸送や、ロシア国内の地域間を外国経由で輸送する貨物には例外が設けられた。

また、海外に駐留するロシアの部隊向けの供給や、スピッツベルゲン諸島、バイコヌールで活動するロシアの組織向けの供給などにも例外がある。

施行前に輸出を認める税関手続きに入った貨物についても、所定の条件を満たせば輸出できる。鉄道会社への輸送引き受け、または海上輸送の船積み指図書の発行が、施行前に済んでいることも条件となる。

国内市場の重要品目一覧も改正

政府決定第1443号は、3か月間の輸出禁止と併せて、2007年の政府決定第877号も改正した。

第877号は、ロシア国内市場にとって重要で、例外的に輸出制限を設けることができる品目の一覧を定めている。今回の改正では、そこに上記6分類が追加された。

今回の一時禁止措置と、重要品目一覧への追加は、それぞれ異なる規定である。

出典
Interfax(2026年11月2日)
[原文の記事はこちら]

公式発表
ロシア政府(2026年11月2日公布、政府決定第1443号)
[公式発表はこちら]

AIの利用について
本記事の作成には生成AIを利用しています。内容の正確性・完全性を保証するものではありません。詳細については、上記の出典および公式発表をご確認ください。

関連記事

コメントは利用できません。
お電話、メールでも 
お受けしております。
TEL1:045-482-5950
TEL2:045-482-5951
FAX:045-482-5951
Mail:お問い合わせページより
社団法人 日本翻訳連盟
プライバシーマーク

株式会社ニプロスは、プライバシーマークを取得し個人情報保護に努めております。