10.202026
ウクライナ人作曲家のオペラ『Mothers of Kherson』、ワルシャワで世界初演
ウクライナ人作曲家Maxim Kolomiietsによるオペラ『Mothers of Kherson』が、2026年10月16日、ポーランドの首都ワルシャワにあるポーランド国立歌劇場で世界初演された。ロシアによるウクライナ侵攻を背景に、連れ去られた子どもを取り戻そうとする母親たちを描いた作品で、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場との共同製作によって舞台化された。
作品は全2幕で、米国の劇作家George Brantが脚本を手掛けた。実際の出来事から着想を得ながら、家族の分断や子どもを取り戻そうとする母親たちの姿をオペラとして表現している。
母親たちの行動を通じて戦争の影響を描く
物語の中心となるのは、戦争によって引き離された子どもたちを捜し、帰還させようとする母親たちだ。
作品では、子どもを取り戻すために困難な移動を重ねる女性たちの姿を通して、戦争が家族に及ぼす影響を描いている。現実の出来事を背景にしながらも、脚本は創作として構成されている。
初演は、ポーランド国立歌劇場のモニューシュコ・ホールで行われた。音楽批評サイトBachtrackも10月17日付で初演の舞台を取り上げ、作品の演出や音楽表現について論じている。
ポーランドと米国の歌劇場が共同製作
今回のオペラは、ポーランド国立歌劇場とニューヨークのメトロポリタン歌劇場による共同製作作品だ。
指揮はKeri-Lynn Wilson、演出はBarbara Wysockaが担当した。ウクライナ人作曲家と米国人劇作家の作品を、両国の歌劇場が共同で舞台化する国際的な製作体制となっている。
ポーランド国立歌劇場では10月18日にも上演日程が組まれ、23日、25日、27日にも公演が予定されている。
出典
Bachtrack(2026年10月17日)
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公式発表
ポーランド国立歌劇場(2026年10月16日初演)
[公式発表はこちら]
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