11.72026
トルクメニスタンの歴史文書、ユネスコ地域登録簿に初登録 イブン・アドハムの資料群
ユネスコ「世界の記憶」アジア太平洋地域委員会(MOWCAP)は11月6日、新たな文書遺産21件の登録を発表した。トルクメニスタンの歴史文書群が、同国として初めて地域登録簿に加わった。
対象は、初期イスラム世界の宗教思想家イブラヒム・イブン・アドハムの生涯と思想に関する資料群だ。古トルクメン語、古ウズベク語、ペルシア語で書かれた文書を含む。
イブン・アドハムの生涯を伝える文書群
登録された資料群の公式英語名は「Archival Sources on the Life and Work of Abu Ishaq Ibrahim ibn Adham」。アブー・イスハーク・イブラヒム・イブン・アドハムの生涯と活動に関する文書資料を指す。
イブン・アドハムは8世紀の人物で、初期スーフィズムの重要人物として知られる。スーフィズムは、イスラム教において精神的な修行や信仰の内面的な側面を重視する伝統だ。
文書群には、中央アジアのバルフの支配者だった人物が、世俗的な地位を離れて禁欲的な生活に向かったという伝承が残されている。こうした物語は、地域における宗教思想や文学的伝統を伝える資料にもなっている。
トルクメニスタン科学アカデミーの言語・文学・国民写本研究所は、この資料群の保存と研究に関わる機関の一つとなっている。
ジャカルタで21件を新規登録
登録は、11月2~6日にインドネシアのジャカルタで開かれたMOWCAPの総会に合わせて発表された。
今回の21件を加え、地域登録簿の登録数は29か国の計106件となった。トルクメニスタンとカザフスタンは、今回初めて登録国に加わった。
「世界の記憶」は、歴史的に重要な記録資料の保存と利用を促すユネスコの事業だ。アジア太平洋地域登録簿は、世界規模の国際登録簿とは別に運営されている。
今回の登録により、トルクメニスタンの文書遺産がアジア太平洋地域の登録資料として正式に位置付けられた。
公式発表
MOWCAP(2026年11月6日)
[公式発表はこちら]
トルクメニスタン政府(2026年11月6日)
[公式発表はこちら]
AIの利用について
本記事の作成には生成AIを利用しています。内容の正確性・完全性を保証するものではありません。詳細については、上記の公式発表をご確認ください。


