11.12026
タジキスタン代表が生物多様性条約の実施補助機関議長に選出
タジキスタンのSino Tohirzoda氏が2026年10月28日、生物多様性条約の実施補助機関(SBI)議長に選出された。アルメニアの首都エレバンで開かれた第17回締約国会議(COP17)の全体会合で決まった。
SBIは、生物多様性を守るための国際的な取り決めが、各国でどの程度実行されているかを検証する機関だ。議長は、その実施状況の検討や、締約国間の協議を取りまとめる役割を担う。
各国の生物多様性保全の取り組みを検証
生物多様性条約は、動植物や生態系の多様性を守り、生物資源を持続可能な形で利用するための国際条約である。
SBIは、条約の実施を進めるための主要な補助機関の一つで、2016年に最初の会合を開催した。
主な役割には、各国の取り組みの進捗評価、条約の実施を促す方策の検討、実施に必要な資金・技術などの手段の強化、条約と関連議定書の運営に関する検討がある。
科学的・技術的な助言を担う補助機関(SBSTTA)とは役割が異なる。
2030年に向けた世界目標の実施を扱う
今回のCOP17では、2022年に採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」の進捗評価が主要議題となった。
この枠組みは、2030年までに生物多様性の損失を止め、回復へと転じるための世界的な目標を定めている。
SBIは、こうした目標に沿った各国の取り組みを検討し、締約国会議での意思決定につなげる役割を担う。
タジキスタン政府の環境保護委員会で活動
Sino Tohirzoda氏は、タジキスタン政府の環境保護委員会で活動している。国際的な気候政策の支援枠組みNDC Partnershipも、同氏をタジキスタンの国内調整担当者として紹介している。
タジキスタン政府の環境保護委員会は10月29日、同国代表のSBI議長選出を発表した。
日本の環境省は10月16日、政府代表団の会議参加予定を発表した。WWFジャパンは10月27日、職員が現地に参加し、政策提言などを行っていると報告した。
出典
国際持続可能開発研究所(IISD)・Earth Negotiations Bulletin(2026年10月28日)
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公式発表
タジキスタン政府環境保護委員会(2026年10月29日)
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生物多様性条約事務局・SBIの制度説明(掲載日記載なし)
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NDC Partnership・Sino Tohirzoda氏の人物紹介(掲載日記載なし)
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日本環境省(2026年10月16日)
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- WWFジャパン(2026年10月27日)
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