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ウクライナ国有化学企業スミヒムプロム、株式売却入札が不成立 買い手現れず

ウクライナで2026年10月13日に予定されていた国有化学企業スミヒムプロム(Sumykhimprom)の株式売却入札が、買い手不在で不成立となった。売却対象は同社の株式99.9952%で、開始価格は10億502万469フリブニャだった。

スミヒムプロムはウクライナの主要な化学企業の一つ。今回の入札は、2025年と2026年初めに続く売却の再挑戦だったが、いずれも成立しなかった。

ほぼ全株式を売却対象に

売却はウクライナの公的電子入札システム「Prozorro.Sale」を通じて実施される予定だった。

入札への参加申請期限は10月12日、入札予定日は10月13日だった。しかし、参加申請者が現れず、電子入札システムには不成立の結果が登録された。

売却対象となったスミヒムプロムの主な事業は、肥料や窒素化合物の製造だ。同社はリン酸肥料、二酸化チタン、工業用顔料、硫酸などの化学製品も手掛けている。

今回の開始価格は付加価値税を含まない金額で、ウクライナ政府は2026年7月に売却条件とともに承認していた。

購入者には設備投資などを要求

売却条件には、購入後も同社の主要事業を維持することや、生産設備の更新・近代化に少なくとも1億5,000万フリブニャを投資することなどが含まれていた。

企業の株式を取得するだけでなく、設備の改修と事業の維持にも取り組むことが、購入者に求められる内容だった。

スミヒムプロムのような大規模製造企業の売却では、開始価格に加え、取得後に必要となる事業上の義務も売却条件の一部となる。

2025年以降、3度目の入札不成立

スミヒムプロムについては、2025年6月にも株式売却入札が予定されていたが、成立しなかった。

2026年1月には開始価格を10億8,800万フリブニャ程度に引き下げて再び入札が予定されたものの、このときも参加者が現れなかった。

今回の開始価格はさらに引き下げられたが、2025年以降では3度目の入札不成立となった。

ウクライナ政府による同社の民営化は、今回の入札では売却先を決める段階に至らなかった。

出典
Interfax-Ukraine(2026年10月13日)
[原文の記事はこちら]

Suspilne(2026年10月13日)
[原文の記事はこちら]

公式発表
Prozorro.Sale(2026年10月13日入札結果)
[公式発表はこちら]

ウクライナ国有財産基金(2026年8月4日)
[公式発表はこちら]

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