10.142026
カザフスタンとベルギー、カスピ海と欧州を結ぶ港湾物流協力を協議
カザフスタンとベルギーは2026年10月13日、アスタナで開催された第4回カザフスタン・ベルギービジネス評議会で、港湾物流や重要鉱物、エネルギーなどの分野における協力について協議した。
カザフスタンのトカエフ大統領は、カスピ海沿岸のアクタウ港・クリク港と、ベルギーのアントワープ・ブルージュ港との実務的な連携に期待を示した。ベルギーのフィリップ国王も、カスピ海を経由する国際輸送ルートと欧州の港湾・物流網との接続強化を支持した。
カスピ海沿岸の2港とベルギーの主要港の連携を提案
トカエフ大統領は評議会で、交通・物流を両国の協力を強化する重要分野の一つに挙げた。
カザフスタンは、中国・中央アジアからカスピ海を経由して欧州へつながる「中央回廊」に沿って、鉄道、道路、港湾、物流ターミナルなどの整備を進めている。
大統領は、ベルギーが欧州の主要物流拠点として培ってきた経験を評価し、アントワープ・ブルージュ港とアクタウ港・クリク港の実務的な協力関係を構築したい考えを表明した。
こうした連携を通じて、カザフスタン産の金属製品、石油化学製品、農産品などの販路を広げることにも期待を示している。
ベルギー国王も中央回廊との接続強化を支持
フィリップ国王は同日の演説で、カザフスタンが欧州とアジアを結ぶ重要な位置にあると指摘した。
ベルギーにはアントワープ・ブルージュ港をはじめとする大規模な物流網があり、中央回廊をベルギーの港湾、鉄道、物流拠点とより緊密に接続していくことを支持すると述べた。
中央回廊は、中国・中央アジアからカスピ海、コーカサス方面を経由して欧州へ向かう輸送ルートだ。カザフスタンにとっては、国際貨物輸送の選択肢を広げるための重要な物流網となっている。
重要鉱物やエネルギー分野でも協力を模索
両国の協力対象は物流にとどまらない。
トカエフ大統領は、重要鉱物の探査や加工、再生可能エネルギー、石油化学、先端技術などの分野でもベルギー企業との連携に期待を示した。
フィリップ国王も、カザフスタンの鉱物資源とベルギーが持つ加工・冶金・リサイクル分野の技術を組み合わせる可能性に言及した。
今回のビジネス評議会では、港湾物流と産業協力が今後の両国経済関係における重要な方向性として示された。とりわけ中央回廊と欧州の物流拠点を結ぶ構想は、カザフスタンの輸出市場拡大に向けた具体的な協力テーマとなっている。
出典
24KZ(2026年10月13日)
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公式発表
カザフスタン大統領付属中央広報局(2026年10月13日)
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ベルギー王室(2026年10月13日)
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