10.242026
NVIDIAのフアンCEO、カザフスタンのAI拠点訪問 国内技術や人材育成の取り組みを視察
米半導体大手NVIDIAの創業者兼最高経営責任者(CEO)、ジェンスン・フアン氏は2026年10月23日、カザフスタンの首都アスタナにある国際人工知能センター「alem.ai」を訪問した。
現地ではAIを活用した行政サービスや国内スタートアップの技術開発、人材育成の取り組みが紹介された。カザフスタン政府は、AIとロボット技術を組み合わせた産業の育成を進める方針を説明した。
行政サービスへのAI活用を紹介
カザフスタン人工知能・デジタル開発省によると、訪問では、行政や企業のサービスを利用者が自分で操作できる仕組み「Self-Service Center」が紹介された。
その中心となるのが、自然な言葉でのやり取りを通じてサービスへのアクセスを支援するAIアシスタント「alem.gpt」である。
政府の説明によると、この仕組みを支えるAIモデルは、NVIDIA H200を利用したAlem.CloudのGPUクラスター上で動作する。GPUは大量のデータを並列処理する半導体で、生成AIの開発や運用に利用される。
このほか、国内のスタートアップが開発するロボット技術、デジタル技術、AIを活用したサービスなども紹介された。
AIに必要な電力・データ・人材について意見交換
フアン氏は訪問中、AI産業の発展には電力、データ、AIを利用する需要が重要だとの考えを示した。また、若い世代の技術教育や、国の文化・歴史を反映したデータの活用についても言及した。
カザフスタン側は、制度環境、計算基盤、人材育成を組み合わせ、国内のAI開発を促進する構想を説明した。
同国が重視する「Physical AI(フィジカルAI)」は、ロボットや産業設備などの機械が現実世界と相互作用するためのAI技術を指す。
今回の訪問は、カザフスタンで9月23日に始まった一連のAI関連行事「AI Month」の締めくくりとなる活動として行われた。
出典
Kazinform(2026年10月23日)
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公式発表
カザフスタン人工知能・デジタル開発省(2026年10月23日)
[公式発表はこちら]
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