10.202026
カザフスタンとアゼルバイジャン、東京で中央回廊の物流セミナー―日本との輸送協力を紹介
カザフスタンとアゼルバイジャンが、中央アジアとコーカサス地域を経由する国際輸送ルート「中央回廊」の活用を日本に紹介するセミナーが、2026年10月19日に東京で開かれた。日本と両地域の物流ネットワークの強化や、輸送インフラへの投資の可能性などが議題となった。
カザフスタン側の発表によると、会合には日本の関係省庁、国際協力機構(JICA)、日本の企業・団体や物流業界の関係者など約100人が参加した。
カスピ海を横断する輸送ルートを紹介
中央回廊は、カザフスタンなどの中央アジア諸国からカスピ海を横断し、アゼルバイジャンなどを経て欧州方面につながる国際輸送ルートだ。ロシアを経由しないアジアと欧州の輸送経路の一つとして注目されている。
セミナーでは、駐日カザフスタン大使と駐日アゼルバイジャン大使が、それぞれの国の輸送インフラ整備や物流戦略を紹介した。輸送の効率化や国際的な物流協力の拡大に向けた取り組みを説明し、日本側の関係者との意見交換が行われた。
日本企業の利用を見据えた物流上の課題
中央回廊の活用に当たっては、輸送時間や通関手続き、港湾での貨物の取り扱いなどが重要になる。
日本海事新聞は今回のセミナーに関連し、天候の影響によるコンテナの滞留や輸送時間の長期化、通関手続きの複雑さなどを同ルートの課題として挙げている。
中央回廊は、複数の国と輸送手段を組み合わせるルートであり、国境を越えた輸送の円滑化が利用拡大に向けた重要なテーマとなる。
今回のセミナーは、カザフスタンとアゼルバイジャンが、日本の物流企業や関係機関に対して中央回廊の現状と将来の輸送機会を紹介する場となった。
出典
Kazinform(2026年10月19日、カザフスタン外務省発表を引用)
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日本海事新聞(2026年10月20日)
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