10.262026
キルギスで農業技術展示会、衛星試作モデルやドローンを紹介 農産物の直接販売も
キルギスの首都ビシュケクで2026年10月23~25日、農業展示会「AgroTechExpo-2026」と食品フェア「Altyn Kuz」が開催された。農地の観測に役立つ人工衛星の試作モデルやドローン、農家向けデジタルサービスが紹介されたほか、畜産・養魚関連の展示や農産物の直接販売も行われた。
会場はトゥルダクン・ウスバリエフ広場。キルギス水資源・農業・加工産業省によると、国内の生産者や農業関連事業者が参加し、農業技術の普及や地元製品の販売促進を図った。
衛星・ドローンなど農業向け技術を展示
技術展示では、キルギスの人工衛星の試作モデルが紹介された。衛星から得られる画像などを農地の観測に活用する構想が示された。
ドローンも複数の用途で展示された。気象用ドローンは、雲に試薬を散布して降雨を促す技術への利用を想定したもの。一方、マルチスペクトルドローンは、複数の波長帯で地表を観測し、牧草地の植生状態や土地の劣化状況を調べる用途が紹介された。
農家向けデジタルプラットフォーム「iDiykan」も展示された。農業に必要な情報や行政サービスをまとめて利用しやすくする仕組みで、会場では利用方法の説明や登録支援が行われた。
食品加工や包装にも注目、農家が消費者へ直接販売
技術分野に加え、農産物の加工・販売も展示会の特徴となった。
現地報道によると、会場にはジャム、乾燥した果物や野菜などの加工食品が並び、生産者が包装や商品の見せ方を工夫していた。農産物をそのまま販売するだけでなく、加工して商品価値を高める取り組みが紹介された。
品種改良用の家畜や養魚関連の展示もあり、農業生産から加工・販売まで幅広い分野を扱う催しとなった。
併催された食品フェア「Altyn Kuz」は、現地語で「黄金の秋」を意味する名称。地元の農家や加工業者が仲介業者を介さず、肉や野菜、加工食品などを消費者に直接販売した。
キルギス農業省によると、会場では骨付き牛肉が1kg当たり680ソムから販売された。政府は、こうした直売の機会を地元生産者の支援と消費者への食品供給につなげる考えを示している。
農業技術の導入に向けた展示と、加工食品の販売促進を同じ会場で行うことで、生産から販売までの幅広い取り組みが紹介された。
出典
Reporter.kg(2026年10月24日)
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VB.KG(2026年10月25日)
[原文の記事はこちら]
公式発表
キルギス水資源・農業・加工産業省(2026年10月23日)
[公式発表はこちら]
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