10.172026
ロシア初の水素燃料旅客列車、建造中の車両を公開 2027年にサハリンで試験運用へ
ロシア鉄道は2026年10月16日、サンクトペテルブルクで開いた行事で、国内初となる水素燃料旅客列車の建造中の車両を紹介した。
車両は製造工場からの中継を通じて公開された。ロシアでは、2027年にサハリンでの試験運用を始める計画が進められている。
水素燃料電池と蓄電池を組み合わせる
開発中の列車は3両編成で、水素を使った走行距離は725km、蓄電池による走行距離は80kmを設計上の目標としている。
車両には1基当たり110kWの水素燃料電池を4基搭載し、合計出力は440kWとなる計画だ。水素の貯蔵設備、リチウムイオン蓄電池、電力変換装置なども組み合わせる。
水素燃料電池は、水素と酸素の化学反応によって電気をつくる仕組みで、走行時に排出されるのは主に水となる。
列車は、架線から電力を供給できない非電化区間での利用を想定している。
サハリンでの試験運用を計画
水素燃料旅客列車の開発には、ロシアの鉄道車両メーカーであるTransmashholding(TMH)、ロシア鉄道、サハリン州政府が参加し、ロシア産業貿易省も支援している。
計画では2027年に車両の認証取得と試験運用開始を目指す。試験運用の場所には、極東のサハリンが予定されている。
サハリンでは水素の製造や関連技術の利用を進める取り組みが行われており、水素燃料列車は交通分野での活用を目指す事業の一つとなる。
出典
Interfax(2026年10月16日)
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PRIME/RIA Novosti(2026年10月16日)
[原文の記事はこちら]
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